第5回 結果発表
2019年2月期
編集担当付
葉々ねろ(21歳/京都府)
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編集部コメント
画力、画面構成力、共にレベルが高いです。特にヒーローに関しては、エピソードと絵、両方からかっこよく描こうというやる気が伝わってきました。ただ、ヒーローの「ダメホスト(=テキトーな美大生)」から「誠実な苦学生」にみえるようなギャップが弱いので盛り上がる部分がぼやけてしまったのが残念。本当に、「ホスト」と「美大生」が描きたいテーマにピッタリなのかも含めて、次は設定から慎重に作り込んでください。
咲間珠美(20歳/宮城県)
可愛く心が温まる作品。登場人物の気持ちの流れが素直で、好感が持てるキャラクターに仕上がっています。次は、気持ちを丁寧に描くことに加え、読者が読みたいと思う「2人の恋愛の進展」を真正面から描いてください。画面は、人物と背景がなじんでしまっているので、人物がもっと前に出るように、背景との差を意識。線の太さや質感などに変化をつけて工夫を。
山田ノリ(27歳/東京都)
テンポよく非日常な展開にも関わらず、違和感なく読みやすい冒頭が◎。タイトルに「魔法学園」とあるにも関わらず、魔法ネタがほぼ出てこないのがもったいないです。タイトルの中身のコンセプトはネームの前段階で固めましょう。バリエーション豊かなキャラクターデザインは素晴らしいですが、ページ数の割に人物が多く、紹介だけで終わってしまっています。まずはメインキャラクターを掘り下げることを大切に。
椿谷(19歳/北海道)
学園の設定をしっかりと作りこめていて、連載の元ネタにもなりそうです。絵と構成はこれからの伸びしろに期待。絵は、男女の描き分けが甘いので研究を。話の構成は、ホスト部の男の子たちを中心に描きたいのか、会長同士の男女の関係性を描きたいのかが前半と後半でぶれているので、テーマを絞りましょう。
愛川なつみ(22歳/広島県)
シンプルかつ強いセリフを、照れずに大ゴマで描けていています。魅力的なキャラクターを描くうえで必要な要素になるので、引き続き意識し、大切にしてください。いじめっこのキャラクターや傍観者だったクラスメイト、いじめの解決方法にリアリティがなく話し全体の印象が薄くなってしまいました。ディテールにこだわって。画力は、顔のアップ、全身含めたくさん描いて、レベルアップを。
順不同
今回は金賞、銀賞の該当者がいませんでした。
第5回 マンガMee 新人賞 結果発表
編集部
コメント
画力、画面構成力、共にレベルが高いです。特にヒーローに関しては、エピソードと絵、両方からかっこよく描こうというやる気が伝わってきました。ただ、ヒーローの「ダメホスト(=テキトーな美大生)」から「誠実な苦学生」にみえるようなギャップが弱いので盛り上がる部分がぼやけてしまったのが残念。本当に、「ホスト」と「美大生」が描きたいテーマにピッタリなのかも含めて、次は設定から慎重に作り込んでください。