第3回 タテヨミネーム賞 結果発表 第3回 タテヨミネーム賞 結果発表

銅賞5万円

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ett(23歳/愛知県)

人の心が見える男・立石は今まで見たこともない心の闇を抱える女性・横石と出会う。彼女に興味を持った彼は声をかけ親密な関係になるが、彼女の抱える闇を巡り二人の関係にヒビが入り始める。

  • 編集部
    コメント

    「人の心」が視える、という設定をうまく男女の関係性の中に落とし込んであり、 この設定がふたりの間の緊張感や感情の動きをより明確に表すことができていました。 人物の感情も丁寧に描きだされており、読者が登場人物に共感しやすい作りとなっていたのも高評価です。 丁寧なお話作りの中で、「緊張感」を意識するとさらに魅力的な作品となります。 このお話の中で、主人公にとっての「本当の危機」とは何か?ふたりの関係性にとっての「危機」とは何か? などを、お話の冒頭で読者に提示できると緊張感が増し、読者がこの先の展開が気になり、継続して読んでいただく可能性が高くなります。 次回以降のお話作りの参考に、このような要素を盛り込んでいただけると幸いです。

入賞1万円

僕らの物語~犬猫編

杦(23歳/神奈川県)

孤独なポチに対して守ると誓う者が現れた。最初は彼を受け入れなかった彼女だが、徐々に心を開いていく。しかし、2匹の間にはある秘密が隠されていて…?

  • 編集部
    コメント

    主要人物ふたりのセリフ・やり取りにフォーカスされており、表現するのが難しい主人公の繊細な感情の揺れ動きを上手く表現できていたのは素晴らしかったです。 タテヨミネームは横幅が一定で上から下に読むもので、ヨコヨミに比べ読みやすいという側面があります。 今回のネームのコマ割りは、同一画面上に複数コマが配置しているところが散見され、ヨコヨミと同じような配置になってしまい、 タテヨミの強みである「読みやすさ」が半減してしまったのは残念でした。お話の構成も大事ですが、「読みやすさ」に着目して、マンガ制作をするとより多くの読者に読んでもらえる可能性が増えるので、意識していただけると幸いです。

入賞1万円

愛に恋して

あゆみ鈴(20歳/北海道)

政治家の父を持つ田中翼は家族との関係に悩んでいた。そんな翼はそばにずっといてくれる晴人や彼女との関わりの中で穏やかに過ごしていた。しかし、父親のあるスキャンダルで三人の関係に大きな変化が起こり始める。

  • 編集部
    コメント

    物語冒頭で、主人公の内面的な部分を見せ読者が主人公の気持ちに共感しやすい作りになっており、作品の方向性を決める切ないモノローグがこれから始まる物語の方向性を読者に明示できていました。コマの配置、セリフの分量などを計算して配置し、タテヨミネームとして非常に読みやすく完成度が高い作品でした。その一方で、絵としては正面の顔が続いているのが目立ちました。読んでいく中で、読者は同じような場面やカメラアングルが続くと飽きが来てしまう可能性が考えられます。一度タテヨミネームが完成したときに、同じコマ配置が続いていないか、同じ構図ではないか?などのチェックリストを作ると、より多くの読者に読みやすいネームになるかと思われます。

順不同

今回は金賞、銀賞の該当者がいませんでした。